苦楽はどこから、誰のため?
澁澤龍彦の快楽主義に関する本をすこしずつよんでいる
幸福には相対性があり、快楽は絶対性を持つ。
幸福は苦難からの解放だったり、過去或いは他との比較関係によるということらしい、
なるほど。
悩みのない人はいない、どんな幸せにみえる人も何らかの悩みを抱えている。
見た目に劣等感を抱いている人は美人に憧れ、美人は美人なりの悩みがある。
状態にかかわらず悩みや問題は生じている。
そうなってくると、人は本来的に悩みを「わざわざ」探す生き物なのではないかと思ってくる。
ある不満や悩みが解消されると、しばらくして新たな悩みを「みつけてくる」。
人は悩みや問題を解決する過程で幸福感を感じてしまう存在ならば、悩みがあることはわるいことじゃないかもしれない。
幸福に至る種まき、いやネタ探しの作業こそがが悩みの本質かも、、